シニアスイミング

40代50代からの楽なバタフライ ゆっくり優雅な泳ぎで一目置かれよう!

シニアスイミング

今回は中高年の方向けに楽なバタフライの紹介です。スピードはそんなに求めない。ゆっくりでもいいからある程度長く泳ぎたいという方の参考になればと思います。

ゆっくり優雅なバタフライのコツ

バタフライは最も激しく体を動かしますので、特に中高年、40代や50代から挑戦されている方にとっては体力的に辛いですね。もう腕が上がらないとか、呼吸も無理ですという状態になりやすいです。体も硬くなって柔軟性がない状態でもできるバタフライのコツは2つです。

深く潜る

まず1つ目はは深く潜るということです。これはご自身が思ってるよりも3倍は深く潜ってください。これは体の硬さには全く関係
なく、1番大事な感覚です。深く潜るという感覚さえあれば、かなり楽にバタフライで泳ぐことができます。

これはなぜかというと、深く潜れば潜るほど浮き上がる力が強くなってくるからです。水の特性である浮力を利用して、あえて深く潜るバタフライを行います。バタフライでは疲れてくると腕が上がらなくなってきますね。そして腕が上がらないと呼吸ができなくなる。

競技のバタフライだと沈むと違反になってしまうんですが、中高年の方が趣味として健康のためにバタフライを泳ぐのであれば、そんなことはどうでもいいですよね。正しいバタフライとか関係なく、とにかく楽を追求するバタフライは深く潜ってください。

これができると本当にバタフライが変わります。どうしても癖がついてしまっている方は、もしかしたら深く潜るのが難しいかもしれません。そのような方は初心に帰って思いっきりめちゃくちゃ深く、床につくぐらいまで潜ってみてください。

そしてどうしても深く潜れないという方は、手を入水させた後に思い切って腰を折るようにしてみてください。そうすればより潜りやすく、なおかつキックも自然と大きくなり、より進みます。

そこまでできたらものすごく楽になります。腕も上がるし、息継ぎも楽になります。是非、試してみて下さい。

呼吸

そして2つ目は呼吸をしっかりと行うということです。そんなこと当たり前じゃないかと言われればその通りなんですが。やはり呼吸を大事にしていかないと、バタフライはなかなかうまく動けません。

バタフライの呼吸はちゃんと体が持ち上がらないと、水を飲んで
しまったり焦って呼吸ができなくなってしまいます。これがよくある問題で、それを解決するためにも1つ目のコツの深く潜るということがあります。

これはもちろんそうなのですが、呼吸をする上で結構大事なのが精神面です。そんなこと、と思われるかもしれませんが、意外と皆さんご自身で思われているよりも結構ちゃんと泳げてる方も多いです。

そして、やろうと思えば息継ぎもちゃんとできるのに、恐怖心や先入観から水を飲んでしまったらどうしようとかいう気持ちが出てきてしまうようです。すると逆にうまくいってたものが、焦って体が上に上がらなかったりしてしまいます。

恐怖心をなくしていくことは、そう簡単なことではないと思い
ます。1回ずつ成功を重ねていって、自分はちゃんとできるんだという認識ができて、徐々に恐怖心をなくしていってください。

一目置かれるために追加でお勧めの練習

水泳において苦しいということは当たり前で、これは正直どの種目でも同じです。そもそもバタフライ自体、クロールやほかの泳法と比べれば最も苦しい種目です。なので中高年、40代50代からバタフライを泳ぐ時の大前提として、苦しいのは当たり前だと思ってください。

クロールだと耐えれる距離でも、バタフライになると耐えれない。25mでも結構苦しいというのも当たり前です。こう言ってしまうと元も子もないのですが、中高年、40代50代からでもその苦しさに慣れる練習方法を1つ紹介します。

それはズバリ、ノーブレバタフライです。息継ぎ無しでのバタフライです。もちろん潜水とかドルフィンキックの潜水とかクロールでノーブレをやっても肺は鍛えられます。しかしバタフライという泳法自体が、きつくて体の筋肉の使い方もクロールや平泳ぎとは異なります。

ですから、バタフライの呼吸を楽にしたいのだったらバタフライのノーブレをやる必要があります。最初は12.5mまででもいいです。徐々に距離を伸ばして25mを目標にしてみてください。

まとめ

バタフライをゆっくり楽に泳ぐためのコツをご紹介しました。最も効果的なポイントはとにかく深く潜ることです。バタフライは見た目すごく忙しい泳ぎですし、かなりハードに見える泳ぎです。しかし、深く潜れば全く違う泳ぎになります。

これができれば、うまくいく人だと25mを6~7ストロークぐらいでいけるようになります。7回かけば25m泳ぎ切れるのです。そのためには深く潜ってしっかりとその時間をゆっくりと過ごします。

そういう時間がある方は息苦しくなりません。リラックスをしてちゃんと深く沈み、沈む時間が深ければ長ければその分考える時間も増えます。そこで頭をしっかりとリセットしてから体を上げます。

そうすれば焦らないので、焦ってるときの余計な動きや力もなく、酸素の消費も少なくて済むからです。大人のバタフライは
とにかく優雅に綺麗に泳げればいいと思います。

息継ぎの回数は毎回でも何でもいいです。中高年、40代50代以降の方が優雅にバタフライで泳いでいると、きっと経験者かな?と一目置かれることでしょう。ご自身のやりやすいペースで是非、優雅なバタフライに挑戦してみてください。

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